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ユーザ事例

CASE

株式会社名古屋精密金型

会社にとって一番の営業力は、作成した金型の品質そのものです。

<企業概要>

愛知県知多郡東浦町に本社を置く株式会社名古屋精密金型は、主に四輪・二輪車用ランプを製造する際に使用される金型を設計・製造するプラスチック金型メーカーである。 ランプのプラスチック部品は、大まかに、レンズ、エクステンション、リフレクター、ハウジングの4つで構成され、それぞれ法規制の有無や意匠性の高さ、形状の複雑さなどにより特性が異なる。また、金型自体も、構造の複雑さや、ミガキに代表される仕上げ工程の難しさなどが大きく異なっている。 名古屋精密金型は、こういった特性の異なる部品向けの金型も一括で請け負え、形や仕様、納期などに柔軟な対応ができることを強みとしている。 社内に「現代の名工」や「あいちの名工」の表彰を受けた技術者が在籍し、技術の伝承にも力を入れている。 今回、外作管理課の石川氏に「3DTascalX」導入の効果を聞いた。

株式会社名古屋精密金型
外作管理課
石川 博敏氏

<製品を知ったきっかけを教えて下さい>

同業他社からの紹介で知りました。

<導入前に困っていたことは何ですか?>

まず、営業部では取引先から手配される3Dデータが全く見られなかったので、CADのある設計部まで行かなければなりませんでした。 また、生産技術部としては、金型設計前のデザインレビュー(以下DR)がとても重要になりますが、今から考えれば3Dデータを使ったDRは全く出来ていませんでした。 弊社で言うDRとは、取引先から手配される製品データが、金型で製造出来る条件で成立しているかどうかや、量産するための条件(取出し方向や異なる成形機を使う可能性があるかなど)の検討を指します。これらがすべて設計者任せになっていたため、取引先と実際にやりとりを行う担当者の情報伝達に抜け・漏れがあったり、その場で質問に答えられなかったりと歯がゆい思いをしていました。

<導入後の効果を教えて下さい>

まず、営業は見積りが自分で出来るようになりました。ノートPC上で3Dデータを確認出来るので、そのまま客先での打合せにも活用しています。 しかし、最大のメリットは、生産技術部で、かなり詳細なDRが出来るようになったことですね。今ではこれが、弊社の強みの一つになっています。 金型用のDRでは、まず抜き勾配のチェックが欠かせませんが、「3DTascalX」では、ローカル座標作成機能があるので、各スライドコア毎に座標を作成し、それぞれの座標基準で勾配角度を簡単に確認できます。また、断面表示も分かり易く、厚み寸法も精度良く計測・表示出来ます。3Dの描画も、良い意味でCADよりも漫画的(笑)で、見易いと感じています。コマンドも少ないので誰でも使い易いですね。 結果としてDR資料には、「若干」や「もう少し」というあやふやな部分がなくなり、「この部分を何mm広げることでこういう効果が出ます」といった確実さと、複数ある選択肢の違いを視覚的にしっかり伝えることに成功しました。問題点を見える化し、具体的な提案に落とし込むことが出来るようになったのです。 今では、取引先が弊社のDRを受けるために製品の発注を早めてくれたり、開発段階からしっかりと検討に加われることで、会社の計画的な受注生産にも大きな効果が出ています。 それだけでなく、金型設計後の検討にも使用しています。金型内温度調節のための穴や、成型時の圧力に対するずれ防止の確認など、3Dであれば色々な人の目で共有出来るので、必然、チェックの精度も高くなるわけです。 やはり会社にとって、一番の営業力は、作成した金型の品質そのものです。お客様の要求にしっかりと答え、量産に貢献出来れば金型の付加価値も上がります。と、笑いながら石川氏は答えてくれた。

<今後、製品やシーセットに関して期待することは何ですか?>

製品形状の厚みチェックなどの機能があると良いですね。3Dスケッチの投影線・点機能の操作を、もっと簡易化して欲しいです。 それから、投影平面作成機能の精度も、もっと上げて欲しいと思いますね。

<企業概要>

株式会社名古屋精密金型
http://www.nagoya-sk.co.jp
本社:愛知県知多郡東浦町大字緒川字北鶴根66-5
設立:1975年4月
資本金:3,800万円
従業員数:140名
拠点:国内3拠点(愛知、熊本、宮崎)
    海外2拠点(ベトナム、インドネシア)